アクセントリダクションとは？
「言ったことをよく聞き返される。よく誤解される。コミュニケーションやキャリアに支障がある。」
そんな英語の悩みはありませんか？
"It's not what you say, but how you say it."
と言われる通り、何を言うかよりもどのように言うかで、コミュニケーションは大きく変わってきます。シンプルな表現でも言い方一つで全てが一変することもしばしばです。
英語の悩みを解決する方法
アメリカでは、アクセントリダクショントレーニングは英語を第二言語として話す人が利用するサービスとして人気です。特にアメリカ生活では、母国語訛りが強いとコミュニケーションやキャリアに支障をもたらしかねません。ですから訛りを軽減し、聞き手が理解しやすい発音にすることが必要となってきます。
他にも、俳優が明瞭な話し方を身に付けたり、アメリカ国内地方訛りを矯正するために利用する人もたくさんいます。日本では、あまり馴染みの無いトレーニングですが、英語版の話し方講座、もしくは発音トレーニングと似ているかもしれません。
アクセント（訛り）
メディアやグローバル化の影響で、アメリカ英語はアメリカ国内だけでなく世界で最も良く聞かれる英語アクセントとなっています。
Native Speakerism” という言葉を聞いたことがありますか？英語ネイティブ優越主義みたいなものです。
私はアメリカのマサチューセッツ州というところに住んでいましたが、最初の15年ほどはほとんど白人しかいない地域でした。アジア人や黒人がいるとちょっと浮いて見えるような区域でした。まだ若かった私は、ファッションやマナリズムなどを真似したりしてなるべく周りと合わせるようにしました。潜在意識的に周りの白人と同じようになろうとしていたのだと思います。
人種は変えられなくても英語発音は変えられます。それで、アメリカに移民した多くの人は、自国の英語訛りを取り除くことで、ある程度の差別を避けることができ、社会的な地位を得ようとします。
後から気づきましたが、こういう考え方はメディアを通してアメリカだけではなく世界中に存在しているということです。世界的にも、英語をネイティブ並みに話せる能力は一つのステータスになっています。私たちの話す英語の発音が「社会的地位を示している」という考え方があるのです。人種的な優越主義ではないにしても、言語的な優越主義があるということです。
あなたはどう思いますか？アメリカ英語発音を目指すのは英語のネイティブ優越主義にのせられていることになるのでしょうか？英語を習得する上でも平行の取れた見方や正しいマインドセットを持つことはとても大事です。
アクセントリダクショントレーニング、なぜ？
私はアメリカでの生活が長いことから、英語発音によるコミュニケーションのずれや妨げをよく理解しています。アクセントリダクションはこれからグローバル化が進む中で、とてもベネフィットが大きいと感じています。ですから、私の英語発音コーチングの軸をアクセントリダクションに大きくシフトすることにしました。
アクセントリダクショントレーニングの主なゴールは、以下です。
- 直ぐに理解してもらえる発音
- 自信を持って話せる発音
- 効果的なコミュニケーションが取れる発音
英語発音に対してどのように取り組むのか、そのゴール設定やアプローチの仕方は、結果を大きく左右します。
アクセントリダクションコーチングの概要
アクセントリダクションコースでは、英語を正しく発音するために欠かせないストレス、リズム、イントネーションの練習をします。アメリカ英語に特化して、より自然で聞き手が理解しやすい英語を話せるようにすることが目的です。レッスンではあなたがよく使うフレーズ、表現、単語を使ってアメリカ英語の発声とリズムを学ぶことができます。個別レッスンでの会話はなるべく英語だけを使うようにすることで、普段の会話での発音矯正を促します。
まず最初に、発音アセスメントであなた個人の強みと弱点を診断します。それから、あなたの必要に応じて練習科目の優先順位を決めます。発音課題、エクササイズを繰り返し練習することで不得意な点を改善しながら、同時にリズムとイントネーションを身につけていくことができます。アメリカのアクセントトレーナー/言語療法士が実際に使っているアクセントリダクショントレーニング方法に基づいた方法を使います。
アクセントリダクションコースは、簡単な英会話ができるくらいの中級レベル以上の方にお勧めします。
アクセントトレーニング
